空とぶものの誘惑
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答えは一つではない
※このブログでは、時々バルーン関係の話題を取り上げています。

さて、このブログでは海外では当たり前のこととして捕えられている「風船飛ばしの生物への影響について」
をとりあげます。

日本バルーン協会のホームページ(http://jba1.jp)には、「みなさまからのご質問にお答えします」という項目がありますが、実は
よくよく考えると、これらの質問の解は1つとは限らないことに気づきます。

このブログをご覧の方なら痛いほどその意味が分かるのではないでしょうか。

この記事を見てから、2011年1月25日に発売される嵐(ARASHI)のコンサートDVDの20万個の風船飛ばしの映像を見ると
つくづく環境に悪い日本のひどさが感じられるかもしれません。
(ちなみに、コンサートでは1度に5万個ずつ4日間に渡り毎日飛ばされたので、ビデオ映像の4倍の密度の風船が実際には
飛ばされたことになります。)

2008年から毎年行なわれ続けている嵐(ARASHI)の国立競技場の大量の風船飛ばし(バルーンリリース)の
行為は、「環境に優しい」とPRしながら行なわれている悪質な環境汚染行為です。(2010年は20万個)
(右は海岸で発見された風船の破片。これがウミガメや海鳥などの野生生物の誤飲の原因になります。)
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ウミガメの漂着ゴミによる命に関わる誤飲被害は、成長したカメよりも稚カメが器官の径が小さいためにより深刻です。
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よくバルーン業者が、「カシの葉と同じ程度にゴム風船が分解する」といいますが、植物の葉は引っ張れば
破れますが、分解の進まないゴム風船は引っ張っても伸びるので破れにくいのです。
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そして我々人間もキャベツやほうれん草を食べるように、たいていの植物の葉は動物の体内で分解しますが、
ゴム風船は体内で分解はされません
ゴムはものをふさぐパッキンにも使われるほど閉塞性のある物質。動物の体内で詰まれば人間であっても
腸ねん転などを起こす恐れがあるため危険です。
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Q.イベントで風船を空に飛ばしたいのですが?(風船とばしについて)

A.風船飛ばし(バルーンリリース)についてですが、マスコミ等の報道で確かに少なくなりましたが、以下の飛ばし方のルールを守れば環境への影響を低くすることできます。

1. リリースには、ヘリウムガスを使用する事。…水素ガスの禁止
2. リリースされる風船は、エコ紙風船あるいはオブラート製でできた水溶性の環境風船を使用する。 ラテックスを原料とし「エコ風船」と呼ばれることもある『ゴム風船』は大量に飛ばした場合、生物環境への影響があるので最小限の数量の使用にとどめること。 蒸着フィルム使用のものや自然環境で生分解しないものは使用しない。
3. 使用するゴム風船の止め具に、プラスチックなどの生分解しない物は使用せず、風船自体でしばる事
4. 糸など持ち手をつける場合、分解性の高いものを使用する事。…紙ひもを推奨。ビニールや木綿糸では動物が絡まる事故が起きる恐れがある。
5. リリースされる風船はすべて単体とし、集合体でリリースしない事。
6. リリースの実施場所、天候などロケーションを考慮する事。また雨天は中止とする事。
7. 本ブログでは1万個以上の風船飛ばしは、環境への影響および環境モラルの観点から推奨致しません。
 次の質問以降にありますが、風船飛ばしは多かれ少なかれ環境への影響はあるものです。イベントに際し根拠の乏しい「土に帰るから環境に優しい」的な風船飛ばしの環境PRはお控え下さい。
8. 消費者の環境への認識が高まっている現在では、日本においても広告(TVCM、紙、インターネット媒体など)の演出として行なう場合、より一層の環境配慮が必要であり、実写での風船飛ばしの演出行為は推奨致しません。
 これは広告自体の演出による環境への影響に留まらず、マスコミ広告の特性上、映像を見た不特定多数の消費者による二次的、三次的な風船飛ばしの演出行為の実施がもたらす生物環境への影響の増大が懸念されるためです。
 実際に(大量でない場合、あるいは実際にはCGによる架空の演出であっても)自然環境に風船ゴミを放出する演出行為は、広告を製作した企業団体に対し消費者をあざむくための内容の伴わない環境政策(グリーンウォッシュ)と環境意識の高い消費者からみなされ、抗議や批判により企業団体のイメージダウンを招く恐れがあります。

「Yes!リサイクル No!ポイ捨て」を提唱する清涼飲料メーカー(日本コカコーラ)の広告。
このような広告は環境メッセージと裏腹に、広告を視聴した老若男女に生物被害をもたらすゴミの
ポイ捨て行為を促し増大させる恐れがあります。
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わずが数グラムのゴム風船の破片や木綿糸が誤飲や体に絡まることで、生物の命を奪うこともありますが、それは1年ないしそれ以上自然界で残り続けることがあります。
自然環境に飛散したゴム風船が生物被害をもたらす物であることが明らかになっている以上、それを使う人の使い方次第で生物被害も大きくなります。

我々が海でエサを付けて釣りをすれば多くの場合、数時間もあれば何らかの獲物を釣り上げることができます。
これは、海の至る所で大小様々な動物の膨大な数の捕食による食物連鎖が起きていることの一端。
でもほとんどの大小様々な動物は獲物であると認識すれば、人間が作り出したゴミも飲み込んでしまいます。
ゴムは釣りの疑似餌にも使われる一般的な素材。しかし体内で分解できないゴム風船の膜は、生分解性はあっても
ビニール袋と同様に腸管を詰まらせる恐れがあります。
釣りの餌をゴム風船の破片に置き換えれば、どれだけ誤飲の影響があるか想像できるのではないでしょうか。
(ちなみに投棄された釣り具や漁具が結果として野生生物の命を奪い続けるゴーストフィッシング(幽霊漁業)も、環境問題になっています。)

「環境に配慮し大量に飛ばして、結果数頭の動物の犠牲で済みました」では話にならないのです。
自然界に1年は残るゴミの生物環境への影響度を考えて行為を行ないましょう。



Q.当方京都で会議場を運営している者です。
さっそくですが、今回当館の庭園より、風船を1000個ほど空へ飛ばす様なイベントが企画されております。
このことに係る注意点等につきましては、貴協会のガイドラインにて拝見させて頂きました。然しながら、手前勝手ながら当館の公共性を勘案した時に懸念される、事態等に配慮したく思っております。
本件の関わる、その他法的、道義的、条例等々の諸問題があればお教え頂けますでしょうか?


A.結論を先に申しますと、日本にはバルーンリリースをターゲットにした関係する法律、条例等の直接の規制は今のところはありません。道義的な面でも、上記のガイドラインを順守して頂ければ、度を超えた数を飛ばさない限り問題は起きにくいでしょう。
しかし、海外ではクジラやイルカ、ウミガメなど野生生物保護団体数多く存在し、野生生物への影響が分かっていることから、大量の風船飛ばしの行為は環境問題となっており、反対運動や風船法が各地で制定されています。

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左からイギリスMCSUKのゴミ防止キャンペーンの一つの風船飛ばし反対キャンペーン
http://www.mcsuk.org
http://www.mcsuk.org/what_we_do/Clean%20seas%20and%20beaches/Litter%20campaigns/Don't%20let%20go%20-%20balloons
RSPCA(王立動物虐待防止協会)の風船飛ばしの害について
http://www.rspca.org.uk
https://www.rspca.org.uk/allaboutanimals/wildlife/underthewater/howyoucanhelp

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左からイギリス・オックスフォード市議会
http://www.oxford.gov.uk
http://www.oxford.gov.uk/PageRender/decER/Balloon_Releases_occw.htm
アメリカ・ノースキャロライナ州ギルフォード市
http://www.co.guilford.nc.us/
http://www.co.guilford.nc.us/planning_cms/docs/greentip/GreenTip44_balloons.pdf
アメリカ・オレゴン州
http://www.oregon.gov/
http://www.oregon.gov/DSL/SSNERR/docs/EFS/EFS12balloon.pdf

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カナダ・トロント動物園「ウミガメの保護」
風船飛ばしはウミガメや海棲生物に影響があり、生物保護のためには止めさせるべきと記されている。
http://torontozoo.com/
http://torontozoo.com/adoptapond/turtle_curriculum/unit5c.pdf

アメリカ・サウスキャロライナ州では、2011年1月には、州内で1時間に20個を超える風船飛ばしの行為を規制する
風船飛ばし規制法の制定を求め、地元の水族館とともに小学校5年生の生徒で組織する野生動物保護グループも名乗りを上げています。
子供たちも絶滅危惧種の生物をも追い込む生物被害の現実に対し、「生分解するからゴミをまき散らしていいんだ」的な実態の伴わないバルーン業界の環境PRに失望やいきどおりを感じているのです。
WCBD-TV:SC Aquarium supports bill to end massive balloon releases
http://www2.counton2.com/news/2011/jan/17/sc-aquarium-supports-bill-end-massive-balloon-rele-ar-1353385/
WCBD-TV:SC group to fight law restricting balloon releases
http://www2.counton2.com/news/2011/jan/24/sc-group-fight-law-restricting-balloon-releases-ar-1378518/
アメリカ・サウスキャロライナ州ベルトン小学校・ジュニア野生動物保護プロテクター
http://bes.anderson2.org/group_profile_view.aspx?id=0b7d267e-a88e-41f8-8200-20a8f1a8a987

一方、日本においても企業の社会的責任(CSR)が叫ばれています。

日本では漂着ゴミの回収に税金が投入される海岸漂着物処理推進法が2009年に制定され、海岸漂着物等の発生の抑制のため、意図的な放出による海外に流出するゴミについての配慮も考えるべき時代になってきました。
また、企業に限らず全ての組織を対象とする社会的責任について示されたISO26000では、組織の規模にかかわらず環境問題へ取り組むことや、生物多様性の保全活動や、環境への影響が「わからないから取り組まない」ではなく、「わからなくても、環境問題に取り組む」的な事故予防的アプローチをとる行動が組織に求められています。

さらには、2010年10月に日本の愛知で行なわれた生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)において、「愛知目標(愛知ターゲット)」として、「(2020年までに)生物多様性の損失を止めるために効果的かつ緊急な行動を実施する」という短期目標のもとで、2020年までに達成すべき20の個別目標の一つに「既知の絶滅危惧種の絶滅および減少の防止、保全状況を維持・改善する」ことが明記され、国際的な連携による取り組みが求められることになりました。
COP10の「愛知」と日本の地名が付いた目標からも分かるとおり、当然「日本の様々な企業や市民レベルの環境政策も世界から見られている」のです。

日本に於いても、大量の風船飛ばしによって起きる生物被害の現実を知る人が増えてきました。
今後はその点をふまえた対応も風船飛ばしの行為に求められることでしょう。


そのほか、日本でも廃棄物処理法の不法投棄の厳罰化が行なわれており、比較的少量でも悪質なものは法人に限らず一般市民でも逮捕されるケースも出てきています。(罰金は最大で個人で1000万円、法人で3億円)
1万個の風船飛ばしは、およそ30Kgのゴムくず(実質的に乗用車用タイヤ3本分)を自然環境に投げ捨てている行為と変わりありません。
特に「環境」を意識するイベントで行なうのであれば、不必要に大量に飛ばすことで環境意識の低さを露呈することの無いようにしたいものです。


なお、イベントなどで風船飛ばしを繰り返し継続して行なうのであれば、日本バルーン協会が云うから環境に優しいという人任せ的な「受動的」な環境意識を持つのでなく、「何の環境に対して配慮するのか」という環境理念を企業自身が持たれた方がいいでしょう。

日本バルーン協会は、「バルーン販売の促進を目的とする営利目的の協会」。言い換えれば「バルーン事業の環境を守るための協会」であり生物環境保護団体ではありません。つまりイベントの実施者が環境について相談する窓口は、日本バルーン協会ではないのです。営利の追求が目的ですから仮に1度に10万個、100万個、1000万個飛ばす行為が行なわれて生物に影響が出ていても、儲けのためなら環境に優しいと云い続けることでしょう。

でもイベントを実施するのはバルーン協会ではなく、まぎれもなくイベント実施者なのです。
日本バルーン協会は環境にやさしいと云っても、大量に飛ばしていいとは云っていません。(1990年の風船飛ばし反対運動の起きた日本ではバルーン業界が一時は風船飛ばしの数量規制の検討も行なっていました。
 ゴム風船は人が飲み込んでも死亡するリスクのあるものであり、業界も生物環境へのリスクは理解しているのです。)


「土にかえるから大量に自然環境に投げ捨てていい」と勘違いをして法外な大量の風船飛ばしを実施することにより、環境を意識する一般市民や団体などから環境批判を受けるリスクがありますが、結果としてその行為を行なった環境への影響を考慮しないイベントの主催者、イベントの施工者などが、その批判を受けることになります。

イベントを行なわなければそれに伴う環境への影響は無いわけですから、環境を意識するのであれば、他人任せの環境意識にすがるのではなく、イベント実施者が環境に対する責任を持つべきです。 日本バルーン協会の「土にかえるから環境に優しい」的な根拠の乏しい環境意識を鵜呑みにしておられては、環境識者から「それならば空き缶も自然にさびるから大量に投げ捨てても環境に優しいのか?」と尋ねられて答えに窮するのではないでしょうか。

現実問題として、生物の生態より遙かにバルーンを見る時間が長い業種の人に生物環境への影響を問うこと自体に無理があるのです。 真剣に環境を意識されるのであれば、むしろゴミ問題に詳しい環境保護団体や動物の生態に詳しい動物園・水族館、誤飲の治療を数多く行なっている動物病院などに相談するべきでしょう。

中途半端な環境意識はかえって環境破壊につながるものです。
企業自らが本当に「何の環境」に優しいのか調査した上で、行為を行なうのが適切なのか判断するのが企業の方針として考えるべき本来の姿なのではないでしょうか。


なお、放出する数量は1万個以上は、環境の観点からも推奨致しません。

海外にはクジラやイルカ、ウミガメ、野鳥などの生物保護団体が非常に多く存在します。
海外の野生生物の保護意識の高さは日本の比ではありません。 クジラ、イルカ、マグロなどの日本の食文化と、世界各国の高い生物資源保護の意識の隔たりの大きさは誰もが認めるところでしょう。

世界的に見ても環境意識の高まりから現在では風船飛ばしは10万個単位で飛ばされる機会もそうはありませんし、アメリカのクジラ・イルカ保護団体「The New York Whale and Dolphin Action League」(http://ny4whales.org)は、2008年には、パレスチナ政府が飛ばした2万1千個あまりの風船飛ばしの行為に対しても、生物への危害をもたらすとして政府に抗議の文書を送っているほどです。
Letter to Palestine Government and Media Regarding the Release of 21,915 Balloons(2008/5/20)
http://ny4whales.org/balloons_palestine.html

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左からアメリカ・ニューヨーク州の「The New York Whale and Dolphin Action League」の「NO BALLOONS CAMPAIGN」。
http://ny4whales.org/noballoonscampaign.pdf
アメリカ・メリーランド州のLaMotte(http://www.lamotte.com)の資料による、環境に有害な漂着ゴミの回収のできた数(2004年)
http://www.lamotte.com/pages/edu/pdf/5939samp.pdf

オーストラリアの「オーストラリア海鳥保護団体(Australian Seabird Rescue)」のランス・フェリス(Lance Ferris)
の記事「What Goes Up Must Come Down」
飛ばして10ヶ月経過したゴム風船をひもまで飲み込んだ野鳥の救命レポートや、胃の下部に風船が詰まって死亡したウミガメの話。-50℃の環境で2ヶ月放置しても風船が粉々になることがない実験など。
また結婚式に限らず葬式で行なわれるバルーンリリースも生物環境に有害であり、成体よりも成長期のウミガメでより誤飲が深刻な事態をもたらすおそれがあると述べている。
(2番目のPDFは海鳥のくちばしから風船とひもを取り出す作業の写真が掲載されている。 また、
 3番目のPDFは、Anthony Muyt氏がオーストラリア・クイーンズランド州政府に提出した環境提言。)
http://www.fourthcrossingwildlife.com/WhatGoesUp-LanceFerris.htm
http://www.noosariver.com.au/wastewise/downloads/BOCAapr09_PlasticProblem.pdf
http://www.derm.qld.gov.au/environmental_management/waste/strategy/pdf/submissions/anthony-muyt.pdf

また、世界的にエコテロリストとして知られる環境NPO団体のシーシェパード(http://www.seashepherd.org)も「生態系と生物種(クジラ、イルカ、海ガメ、海鳥や魚類)の保全」の観点から、クラゲを主食とし絶滅危惧種のオサガメの保護にも乗り出しています。
Sea Shepherd News:We Must Act to Save the Leatherback Sea Turtle(2003/3/17)
http://www.seashepherd.org/news-and-media/news-030317-1.html

環境団体は風船飛ばしによるオサガメの誤飲の影響も当然知っているはずですが、近年日本の近海が、希少種を含むウミガメ5種も回遊する世界的にも稀少な生物多様性の宝庫といわれるようになってきました。
大量の風船飛ばしの継続的な行為は、日本国内で行なわれている行為であっても、海外の環境団体に「海洋国家でありながら生物保護の怠慢な先進国の日本」を印象づける結果となり、国際的な紛争の事態をもたらしかねません




Q.サッカーのオープニングゲームを川崎市中原区の等々力競技場で開催するのですが、その時のオープニングセレモニーにて、400~500の風船を飛ばしたいと考えております。そこで、不躾な質問でたいへん申し訳ないのですが、こうした種のイベントにかかる費用をお教え下さいませんでしょうか?現在は、まずヘリウムガスを扱うことができる方が必ず必要とのことしか分かっておりません。どうしても風船を飛ばして、視覚的にお客さんに喜んでいただきたいのですが、代理店を挟んでしまいますと、非常に高くついてしうのでご意見をお聞かせください。

A.どの程度風船飛ばしの演出の必要性を求めているのかにもよると思われます。確実にイベントを行なうつもりであればバルーン業者に見積もりを取った上で依頼するのが賢明でしょう。また、費用を気にされる場合は自前で資材と人手を用意する方法もありますが、400~500の風船を膨らますのに必要な時間や人員の手配状況によってはイベントを遂行出来ない可能性もあります。
ただし一般の方に作業を任せた場合に、中には風船に注入したヘリウムガスの吸引をなされる方もいます。風船用ヘリウムガスには呼吸用の酸素はほとんどありません。ヘリウムガスを吸い込んで声を出すのを待とうと息を止めるだけで、気を失い倒れる危険性がありますので絶対におやめ下さい。
また、ガス注入を小学生など子どもに任せているケースも見られますが、ヘリウムボンベは大きいもので50Kgもある金属の塊であり、立てたボンベの辺りで遊ばせていると転倒などで思わぬケガを招く場合があります。ボンベの周りは立入り禁止にするなど、ボンベの周辺を子どもの遊び場にしないようにご注意下さい。
また、ヘリウムガスボンベはしっかり固定の上、あらかじめガス使用の手引きを熟読の上ご使用下さい。
なお、繰り返しイベントを行なう場合は、よりいっそうの環境への配慮をお忘れなく。




Q.昨年度イベントで、環境に優しい「紙風船」を飛ばすイベントを実施しましたが、そのほとんどが「しぼんで」しまい大失敗に終わりました。そこで、今年はゴムの風船でイベントを実施したいと思いましたが、環境面への影響が気になります。自治体が実施するイベントだけに、環境面に対する配慮は、大変重要なウエート占めます。
そこで、お伺いしますが、環境に優しいゴム風船は、特別にございますでしょうか?また、最近、ゴムの風船を空に飛ばしてイベントを行った自治体、その他の団体がございましたらお教え願えませんでしょうか?


A.環境に対しての対応は、やはり重視しないといけないですよね。

何を優先順位に置くか考える必要はあるでしょう。自治体が行なうエコを意識するイベントで、税金をかけて環境に悪いことを行なっては示しが付かないですから。

2009年には日本ではゴミの回収に税金が投入される海岸漂着物処理推進法が制定され、意図的な放出による海外に流出するゴミについての配慮も考えるべき時代になってきました。
海外ではゴム風船による風船飛ばしに限らず、提灯飛ばし(ロイクラトーンのコムロイなど)も、落下後の骨組素材が生物の内臓を傷つけるとして反対運動が起きているほどです。
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スコットランドの環境団体が掲げる風船や飛翔ランタンのゴミ政策レポート(表紙)
Keep Scotland Tidy:Balloon and Flying Lantern Litter
http://keepscotlandtidy.org/balloonlitter.asp

一般に環境イベントでは大量に自然環境にゴミをまき散らすたぐいのイベントは好ましいことではありません。
イベントを通して会社の社会的責任(CSR)を問われることがあるからです。
根拠が乏しい環境意識で「環境に優しい」といわれても、知識者からグリーンウォッシュと云われるだけでしょう。

環境を意識するのであれば、風船の放出量を削減したり、より環境に配慮した素材を使うべきですが、ゴミを出さないために場合によっては風船飛ばし以外の別のイベントを企画するなど考える必要はあるでしょう。

まず、環境に優しい「紙風船」はゴム風船より取り扱いが難しいですが、これはそのまま「環境にやさしい」がゆえの手間でもあります。紙風船が水に浸かり10分で解けるのであればウミガメが飲み込むことすらほとんど無いでしょう。 水に溶けやすい点を注意の上ご使用下さい。

エコ風船といわれるゴム風船であっても、窒息の危険性があるので子どもに飲ませることはできません。(動物を人の子どもに置き換えれば、どれだけの安全性か分かることでしょう。)

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ゴム風船は膜で出来たゴム袋玩具であるために、破裂後に動物の誤飲による閉塞などの影響を与える恐れのある玩具です。
そのため、分解しやすくした配合のゴム風船であっても分解に掛かるまでの間は動物に危害を与える恐れがあります。
ゴム風船は欧米では、レジ袋と同様に野生生物への試飲の原因になることが、児童向けの環境教育などでも伝えられており、環境への影響が指摘されています。

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イギリスのエコスクールの「総合学校ゴミキャンペーン」の一部。ゴミの真実として風船飛ばしのゴム風船が野生生物の命を奪う恐れがあることを示している。
http://www.eco-schools.org.uk
http://www.eco-schools.org.uk/nine-topics/Whole_School_Litter_Campaign_Pack.pdf

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イギリス・MCS「MCSが汚染の流れを食い止めます」(ゴム風船だけでなく、レジ袋もまた野生生物の誤飲の原因となります。)
http://www.mcsuk.org/
http://www.mcsuk.org/what_we_do/Clean%20seas%20and%20beaches/Litter%20campaigns/Go%20plastic%20bag%20free

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Sea Turtle Foundation Marine Debris
http://www.seaturtlefoundation.org/stf-current-projects/campaigns/marine-debris/

海外では続々とゴム風船にまつわる動物の事故の事例が報告されていますが、残念ながら日本では、人間の子どもでも窒息死する恐れのある玩具であるにも関わらず、根拠のない安全信仰がみられます。

人はモチやこんにゃくなどの天然物でも人は窒息死することがあります。それらの食べ物は土に帰るから環境に優しいのかもしれませんが、人など生き物には気を付けるべき食べ物です。
同様に人のエゴのイベントで大量に飛ばされた風船の破片などで無駄死にする動物が出るから問題なのです。
その中にはクラゲを食べるオサガメなどの絶滅危惧種の動物も少なくありません。
無秩序の大量の風船飛ばしは環境意識の欠如を世界にさらすだけです。

バルーンリリースを行う際に気を付けなければいけないことがあります。まず第一にバルーンリリースする風船は出来る限り分解の早い風船であり、できればオブラート風船やエコ紙風船をお使い下さい。 ゴム風船では必要最小限の数量で。大量の数での放出では生物への影響が大きくなります。

また、バルーンウエディングなどで糸の付いたヘリウムガス風船を束にしたまま飛ばす事をよく見かけますが、木綿糸は衣類で主流の耐久性のある素材で1年以上の耐久性があり、生物への絡まり事故を誘発します。木綿糸ではなく分解の早い紙素材のひもが望ましいです。

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結婚式などで「環境に優しい」と無造作にこのような風船を飛ばしていませんか?
Morecambe Bay Partnership
http://www.morecambebay.org.uk
http://www.morecambebay.org.uk/PDF/BeachCare/LGASIG.pdf

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日本でも見かけるアマツバメがお手紙風船のひもに絡んで地上で保護された様子。(イギリスMCS、2010年)

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風船のひも(リボン)に絡まって命を落としたオオハシウミガラスの死骸 (Photo: Christine McGuinness)

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風船をエサと間違えてくちばしに木綿糸が絡まった海鳥。これではものを食べることもおぼつきません。「木綿糸は環境に優しい」と誰が云ったのでしょう?
ロングウッド大学・Clean Virginia Waterways・バルーン
http://www.longwood.edu/CLEANVA/balloons.htm

さらに束にして飛ばした場合は、さらに絡まりやすくなり、生物のみならず木の枝や電線などにも絡まりやすくなります。 風の強い日には風向により障害物にぶつかる可能性が高くなります。 飛ばすタイミングにお気を付け下さい。 なお雨天では紙風船はもとよりゴム風船でもイベントを行なうことが出来ません。

*ちなみに風船飛ばしに限らず、風船を大量に販促に使った場合、突然破裂することもある風船ゴミが飛散しがちとなり、清掃業者の手を煩わせることになります。環境問題は風船飛ばしだけではないことをふまえて考える必要があります。

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Q.空から風船を離した場合、それが地上に向かって落ちる風船は存在するのでしょうか?またそれが存在する場合、その風船を宣伝として用いることは可能でしょうか?
例えば、風船自体に情報を書き込んだり、宣伝情報の付いた紙を風船に付けて放すといったことです。


A.パラシュート広告と同様にアイデアはおもしろいと思いますが、落下地点が定かでなく落下後に拾われる人の安全性を確保できないためお勧め出来ません。類似の効果で屋内で行なうバルーンドロップがありますので、可能であれば検討されることをお勧めします。



Q.東京で風船飛ばしを行うとその風船はどちらの方向に行くのでしょうか?また、そこに届くまでの日数を知りたいのですが?

A.地表から高度2kmまでは地形や局地風や時間帯により変化する陸海風・山谷風の影響を受けますが、上空に行くほど西から吹く強風の偏西風の影響を受けます。そのため高々度に上昇した風船は大平洋上(つまり海)に落ちる可能性が高いでしょう。



Q.空港周辺でのバルーンリリースについてお伺いします。航空管制地域であるか否かはどうやって調べればよいのですか?

A.日本国内の各空港周辺では、航行上の安全を確保するための制限表面が設定されており、航空法によりこの表面を越えて物件を設置、留置することが制限されております。またバルーン等の存在により、航空管制業務に支障を来す可能性があります。以上のことから、協議を含めて各種申請手続きが必要となる可能性がありますので、大体実施1ヶ月程度前までに東京航空局保安部運用課03-5275-9292(内線7518~7520)あるいは大阪航空局保安部運用課06-6949-6211(内線5218~5220)にご相談下さい。



Q.個人同士での企画なのですが、風船に花の種とメッセージ付きの風船を飛ばそうと思っています(小学生のころ、イベントなどでやったこの企画をもう一度やってみたくて)。個人でやるのですが、何か問題はあるのでしょうか?
それと、ヘリウムガスは普通にお店で売っているのでしょうか?(また、売っているとしたらどういうお店で売っているのでしょうか?)風船・ヘリウムガスのほか、必要な機材はありますでしょうか?


A下記の「風船に花の種を入れて飛ばすことは,可能でしょうか?」をご覧下さい。



Q.バルーンリリースについてですが、文教地区で行う場合、周辺住民や電柱などに絡まった場合などの責任はどのようにすればよいのでしょうか。警察署や消防署、区役所などに届けが必要でしょうか。

A.場合によっては、管轄の諸団体への連絡が必要な場合があります。
鉄道や電気などの生活インフラは風船飛ばしに伴うトラブルを考慮して作られてはいません。行為を行なったことにより何万人もの人々に影響を与える停電や交通障害、人身事故などのトラブルを誘発する可能性もあります。万一の場合速やかに関係機関に連絡するのは実施者の大人の対応といえるでしょう。

・空港近郊での実施の場合は、事前に航空管制施設への航空障害物として、実施約1ヶ月前までにノータム情報の報告が必要です。(緒手続きに20日程度の日数を要するためです。)

・鉄道・地下鉄などの架線に引っかかった場合は管轄の鉄道会社へ。特にアルミ風船などの導電性のバルーンの場合は必ず連絡してください。
また、鉄道内への持ち込みで鉄道員から飛翔防止の対応を求められる場合があります。鉄道員の指示に従ってください。

・高圧電線にからまった場合漏電などが起きて、思わぬ感電事故の原因となる場合があります。特に糸が地上にまで垂れている場合は人身事故になる場合があり危険です。お近くの電力会社へご連絡下さい。

なお、周辺地域でクリスマスイベントなどに伴う電飾のイルミネーションの仮設中に、イベント主催者に確認もなく風船飛ばしイベントを行なったことが原因で、高所のケーブルに風船のひもが絡まるなどした場合、ケーブル工事を行なう電気工事会社との紛争問題になる恐れがあります。
必ず事前にイルミネーションイベントの主催者に了解を得てください。

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鉄道構内では、案内や駅員の指示に従ってください。

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この変圧トランスの周辺には常時三相6600Vの高圧電力が掛かっています。

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ひもを介しても感電する危険性があります。

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変電所などの高圧電源施設の周辺地域もイベントの開催を控えるのが無難です。
(東北電気保安協会のパンフレット「おしえて!?電気の正しい使い方」より)




Q.風船を空に飛ばした場合どの位の時間で上空8キロに達するのですか?また8キロに達して割れるまでにどの程度の距離を進むのですか?(風の強さによるとは思いますが標準では?)なるべく遠くまで飛ばす為の秘訣はありますか?

A.まず勘違いして頂きたくないのは、ゴム風船の飛揚は、燃料ロケットのような推進力(作用・反作用)による上昇高度を確保された飛翔ではなく、ヘリウムガスの浮揚力と、風船のゴム膜が残りどれだけ伸び続けられるかに掛かっていることです。つまり上空8km(8000m)までの上昇を保証するものでありません。
(残念ながらバルーンに詳しいはずのバルーン業者が、バルーンの飛翔の仕組みに不理解で、8000mまで必ず上昇するようなおかしな説明をしているのです。)
この上空8000mの数値は、実測で求められたものでなく計算で求められた厳密ではない試行的なものですし、ほとんどの場合、人手による丼勘定でヘリウムガスを注入しています。当然ガス注入量にばらつきがありますし浮力も異なります。さらには風船自体のサイズの違いや品質にもばらつきがあるので、この数値は参考にもなりません。
(東京の民放放送局のTBSで実測調査した風船飛ばしの結果は、実験開始後約34分で高度約3100mで破裂しています。)
なお、遠くまで飛ばす場合は、一般には浮力の大きさよりも、上空で一定の高度をどれだけ維持できるかに掛かっているでしょう。上空の局地的な強風域の起こる前線の発生している状態で飛ばすと距離をかせぐことが出来るでしょう。




Q.天然のゴムなら、分解されるとのことですが、分解されるまでの間に、魚が間違えて食べてしまい、のどにつまらせたりする危険性はないのでしょうか?ウミガメなどの、すこし身体の大きな生きものは、間違えて食べても分解されなくて、そのまま出てくるというのは、わかります。 実際、犬のふんから、風船を発見したことがあります。ただ、比較的小さな身体の生き物の場合はどうでしょうか?

A.ゴム風船は時間の経過により劣化によりいずれは分解しますが、分解するまでの間にウミガメや海鳥のほか多くの動物が誤飲したり、木綿糸に絡まるなどにより死因となることが、長きにわたる海外の生物保護団体や動物園、環境団体のレポートにより示されています。
保護されたウミガメが飲み込んだゴム風船を排泄するのに4ヶ月もかかり衰弱した事例や、人やフェレットなどの動物でも誤飲が死因となる事があります。
風船飛ばしの行為により、数百Kmの距離の遠距離を飛行して破片が落下することもありますが、その落下した場所にも生物のいとなみがあります。
野生生物はたべものとゴミの分別ができません。必要最小限の数量にとどめ、多量の風船飛ばしの行為は環境モラルの面でも慎みたいものです。


(ちなみに日本では、フィッシング(釣り)においても、日本では合成樹脂やゴムなどでできた疑似餌(ワーム、リグなど)が、釣り場に大量に残留したことから生態系を荒らすとして、疑似餌の禁止や釣り行為自体が禁止されている湖沼があります。)

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破裂によりクラゲのように見える風船の破片。 ウミガメにはクラゲを主食とする絶滅危惧種のオサガメなどの種があります。
Bayside Bulletin / The Redland Times紙「Balloons kill bayside turtles」(2008/11/3 04:36 PM)
http://www.baysidebulletin.com.au/news/local/news/general/balloons-kill-bayside-turtles/1350557.aspx

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海草にも見える風船の破片。しかしよく見ると細かくなっているのは周囲の部分だけで、多くの部分は膜のまま(いわゆるクラゲ状)であることがわかる。
Monterey Bay Marine life Studies
http://www.marinelifestudies.org/




Q.風船に花の種を入れて飛ばすことは,可能でしょうか?また,どの様な花の種が良いのでしょうか。飛ばすための風船は,口で膨らませたものでも良いですか?

A.基本的には尖った部分の無い種子であれば風船の中に入れて飛ばすことは可能ですが、植物には在来種の植物の生育を脅かす外来種問題や雑草問題があります。無秩序にまかれる種ですから、迷惑となりにくい植物の種を選びたいものです。種入り風船でも飛ばす数は最小限で。 なおヘリウムガスでなければ飛ばすことは出来ません。ヘリウムガスを別途手配し、口で膨らませることはおやめください。

なお、「花の種を入れて飛ばしたから環境に配慮した」と宣伝するのは自己満足でしかないのでやめた方がいいでしょう。
少なくとも、行っていることは種をまいているのではなく、「野鳥のえさ」もしくは「雑草」をまいている行為でしかありません。
種まきの時期を合わせて人手によりしっかり決められた花壇などの場所に肥料を施した土の中に入れて、手塩にかけて間引きをして育てたひまわりの花と、イベントの時期の都合で時季外れに海に落ちるか、道路に落ちるか、森林に落ちるかわからず、時の運でまかれたひまわりの花とでは成長の度合いは比べるまでもないでしょう。

単純な種まきでは、種まきの時期を意識するものですが、ことこういう風船飛ばしで種を飛ばす場合、
イベントの時期に左右され花の満開の時期に種をまくなど、なぜか種まきの時期を考えないものです。

一例として、2011年7月24日に「復興・夏まつり仙台すずめ踊り」の開会式で飛ばされたひまわりの種入りのゴム風船。
種まきから開花まで約2ヶ月かかるので、上手く芽を出して成長したとしても、最低気温が低下し、キンモクセイが香る10月頃にひまわりが開花することになります。
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海に落ちれば芽は出ませんし、地上に落ちても滋養のあるひまわりの種は野鳥の好物なので少なからず食べられてしまう事でしょう。そして成長したとしても成長した場所の持ち主が気にくわなければ、雑草扱いで草刈り鎌が待ち構えています。 そういう現実を考えればお世辞にも環境に配慮しているとはいえません。
ひまわりの種も生き物です。ひまわりの種の成長にとってどちらが幸せか考えましょう。





Q.風船は土に返るって本当?(環境問題について)

A.まずご質問に答える前に明らかにしなければいけないことがあります。
それは、ゴム風船の環境問題は風船飛ばしで環境にまき散らした後に野生生物の死因となることと、環境美化の観点で問題があるということです。輪ゴムが経年劣化することは常識であり、「土に帰るから環境に優しい」というのは、単なる環境問題のすり替えでしかないということです。
(言い換えれば、業界関係者が生物への影響問題を公にせずひた隠しにしようとする時点で、生物への影響があることは事実といえるのでしょう。)

ゴム風船は基本的には数ヶ月ないし約1年で分解されるといわれています。また木綿糸はそれより長く1年以上は持続し続けます。 しかし期間にウミガメや海鳥などの野生生物が誤飲や木綿糸の絡まり事故で命を落とす一因になることが知られています。

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木綿糸の巻き付きは人の指であっても危険です。木綿糸が水を含むと縮んで強度がさらに増します。
(木綿糸は見た目によらず耐久性のある天然繊維です。 このブログでは屋外に放置された風船用の木綿糸が切れるのに3年4ヶ月を要することを確認しています。)

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風船の木綿糸が足にからんだドバト。糸を取ろうとくちばしで糸をつついているうちに木綿糸が水分を吸って縮み、ついには血の通わなくなった足は腐って取れてしまいます。

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このような、釣り糸などの生物被害は、「テグス被害」といわれ、日本国内でもドバトに限らず多くの野鳥で毎年報告例があります。

日本野鳥保護連盟・テグスによる野鳥の被害
http://www.jspb.org/tegusu/tegusu.html

ゴム風船は木の葉(樫の葉)と同じくらいの早さで土に返るといわれています。ただし樫の葉は引っ張れば破れますが、ゴム風船は劣化が進まないと我々人間が引っ張っても伸びて容易に破れにくいので生物への安全性の単純比較はできません
また、水に濡れた樫の葉は分解性が落ちるといわれています。ゴム風船はゴムが伸びた状態で直射日光にさらされ続けることにより、劣化が進行するため、海に風船が落ちた場合には、野生生物に影響を与える期間が長引くことを暗に示しています。

ゴム風船の環境問題は、土に返る素材であっても、人のエゴのイベントでそれを大量に自然環境に投げ捨てることで、無駄死にする動物が出るから問題になっているのです。それはまた人間の環境美化の意識の欠如の問題ともいえることです。




Q.今度、行事で、風船をとばしたい!と考えております。しかし、夜の行事なのです。そこで、自然にやさしい、ゴム風船で、蛍光などで、夜空に光る!そんな夢のような風船はあるのでしょうか?

A.風船自体が発光(夜光)する風船は市販はほとんどされていません。また蛍光色の風船もありますが、ライトアップをしなければ期待できる発光色は得られないことでしょう。
なお、ボタン電池付きのLEDランプを搭載し発光する風船用バルブがありますが、環境負荷が大きいため風船飛ばしに用いることは絶対におやめ下さい。

バルーンリリースする際は、バルーンの口元で直接結ぶかあるいは、速やかに自然に返るもの(木綿糸よりも出来る限り紙製のひも)をご使用ください。糸は束ねたまま飛ばさず短くし、風下に電線等に無いように飛ばすタイミングに注意して下さい。




Q.マイラー風船の環境への危険性についてはどうなのかを知りたいのですが、何か知っていることがあれば教えてください。
ゴム風船の環境への安全性は100パーセントなのでしょうか。とあることから、風船に関する真実を調べています。数値的であればあるほど幸いです。
あと、年間に飛ばされている風船がどのくらいあるのかも御存じでしたら教えて下さい。


A.1つ目のご質問はマイラーバルーン(メタリックバルーン・UFO風船・フイルムバルーンなど)の安全性ですが、ナイロンやポリエチレン、PET(エバール)などのフィルムに必要に応じアルミニウムのコーティングがされたバルーンです。
基本的には食品安全上の問題はないと考えられますが、食品包装用の袋と違いアルミニウムのコーティングは強い摩擦や水分ではがれやすいという欠点を持っています。 口で膨らませたりなめるようなことはおやめ下さい。
また自然界では分解はされにくく、クジラなどの生物の誤飲死の原因となることがありますので、空に飛ばすのは止めてください。

2番目の質問として風船飛ばしでエコ風船と呼ばれることがあるゴム風船ですが、先に申し上げたとおり、分解するまでの過程で動物が誤飲や木綿糸の絡まりで命を落とす恐れがあります。 つまり安全性は100%ではありませんし、飛ばした数が多ければ多いほどそれに伴う犠牲も増える恐れがあります。

バルーンリリース(飛ばし)ですが、1990年代初頭に新聞やテレビで環境問題として大きく取り上げられ「公害」であるとたたかれたことがあります。


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50 SIMPLE THINGS(R)公式サイト
http://50simplethings.com
「50 SIMPLE THINGS YOU CAN DO TO SAVE THE EARTH」(1989年初版バージョン。28番 DON'T LET GO」58ページに記載。)
http://50simplethings.com/50ST_Original.pdf

1990年に、新聞の書評で「地球を救うかんたんな50の方法」という本で「マッコウクジラがアルミ風船を飲み込んだり、ウミガメがゴム風船を飲み込んで死亡する」ことを知った当時の広島県の某小学校の生徒やその保護者らが開校記念日で行う予定だった風船飛ばしの行為の自粛を求め、すでに140万個という尋常ではない数のギネスブックの世界記録もあったこともあり、風船飛ばしの動きは、たちまち全国に広がり、各地の自治体イベントや遊園地のイベントや東京ディズニーランドで年末カウントダウンで行なわれていた10万個規模の風船飛ばしも中止になりました。

日本のバルーン業界は「子供に夢を与える」とされてきた風船そのもののイメージまで損なわれるとして、1991年3月には「風船は子供の味方!鳥や魚の敵でもありません」と題し「ゴム風船の材料は天然ゴムなので、太陽に2ー3カ月さらすと分解して土に戻る」「動物が飲んでも未消化で排せつされる」などの内容をまとめPRを始めたのです。

業界では違った表現であることの検証例等を提出し、訴え続けました。
「動物が死亡する原因はデマであり、生分解性はするので問題はないのだと...」

けれども、現実にはそうはなりませんでした。



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「ゴム風船が哺乳類や海亀の死亡原因となる説は、学者や研究者の科学的な実証研究により完全に否定されました。」という日本のバルーン業界のパンフレット「Balloon story」に出てくるゴム風船を使った風船飛ばしの環境PR。
しかし、残念ながらそのPRには一番肝心な「事実」が伴っていませんでした。


環境を真剣に考えるエコロジストの問いに対し、日本を含むバルーン業者の多くが不誠実でした。

 日本では風船飛ばしに使うゴム風船をあえて業者がエコ風船と名前をつげ変えていることがあります。ウミガメなどの野生生物の命を奪う恐れのあるものに、生態系(Ecology=ECO.)を意味する「エコ」という名前を付けているのです。

 水に落とすとおもりと風船の間の水溶紙が溶けて空に放たれるドロップアンドフライ(水中バルーンリリース)という演出もありますが、飛ばされる風船はやはり生物被害の恐れのあるものです
12030591.jpg

 またミカンの皮に含まれるリモネンが発泡スチロールや天然ゴムを溶かすので、浜に打ち寄せる漂着ゴミの処理に使えると話題になったことがありますが、当然ながら海に漂う膨大な漂着ゴミ問題を解決することはできません。

 環境にまき散らしたゴミをすぐに「なかったことにする」ことはできないのです。
((特に世界的規模で風船ゴミの被害が表面化した2006年以降)「天然物なら環境に無造作にまき散らしていい」と視聴者に勘違いさせようとする動きがバラエティ番組などを中心にあったことは、業界と繋がりのある日本のマスコミにも責任があります。)

その一方で、業者がPRで用いる風船飛ばしの安全性の評価が、現実に起きている都合の悪い事実を取り上げない歪曲したものであったため、のちの多くの環境団体による継続した環境調査や実験などにより、海岸部の風船ゴミの急増が明らかになったり、とどまることのない生物被害の相次ぐ報告、-50℃でも風船は粉々にならないなど資料の内容と事実が異なるという指摘で、事実と矛盾が出てきたのです。

元々が生分解性のゴム風船で起きた生物被害。「生分解性だから問題ない」という道理は通用しませんでした。その証拠に現在まで海外では数多くの環境への影響のレポートが続々と示され続けているのです。


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動物保護団体が保護した野生のウミガメからゴム風船や輪ゴム、新聞紙など誤飲したものを取り出す様子。
果たしてこれが、バルーン業者が謳う「環境に優しい」ことなのでしょうか?
Kermit, a green sea turtle rescued from the surf in Virginia Beach, was sickened by eating trash. (Contributed photo from Virginia Aquarium.)


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ビーチクリーンアップ運動で浜辺に打上げられた風船で作られた「風船ウミガメ」。 ビーチクリーンアップ運動で回収できる風船は、たまたま浜辺に打上げられ人手により拾うことができた自然環境にばらまかれた風船全体のほんのごく一部ですが、パネル展示されたこれらの風船ですら放置すればウミガメや海鳥など野生生物を苦しめる恐れがありました。 海洋ゴミの危険性の認識を高めてくれるこのパネル展示はヴァージニア州のファースト・コロニアル・ハイスクールの学生が製作しましたが、その背景には2008年にバージニア水族館で保護された若いアオウミガメ「kermit」の胃の中から風船が出てきたという事実があります。

米国バージニア水族館 Release Seals Not Balloons(保護されたウミガメの体内からゴミを摘出する様子の写真と「風船ウミガメ」などの展示を行なう写真記事。)
http://www.virginiaaquarium.com/Lists/NewsReleases/Attachments/71/SnufflesRelease.pdf
米国バージニア水族館 Kermit the Green Sea Turtle Returns to Sea
(風船を飲み込んだアオウミガメ「Kermit」が海に帰される記事。2009/6/17)
http://www.virginiaaquarium.com/Lists/NewsReleases/Attachments/34/Kermit-Returns-to-Sea.pdf

現在では、上記に揚げたように世界の多くの動物保護団体や生物学者、大学・動物園、動物保護施設などが風船飛ばしが有害であることを認めています。

絶滅危惧種の命にも関わる生物の環境評価に、「完全に否定」などという実態の伴わない美辞麗句は無用であり、グリーンウオッシュでしかありません。


日本国内ではその生物被害の事例はマスコミなどでもほとんど取り上げることがなく、生物への影響問題は事実上隠蔽されていました。 しかしインターネット社会となった現在では日本人でも海外での写真や英文の文書などの情報リソースにより、改めて「風船飛ばしはやはり野生生物に影響がある」ことを知る人が増えつつあります。

蛇足になりますが、「上空8000mの-40℃の環境で破裂して粉々になる」や「天然ゴムを使用し続けることで、熱帯雨林(のちにアジア)のゴム生産国を援助し、緑を保ち二酸化炭素の削減に役立つ」などといわれる話は、風船飛ばしの資料を作った当時のマレーシアのゴム業界がゴム産業の保身や促進のために製作した、風船飛ばしの行為を正当化するためのPR用の資料です。しかし皮肉なことに後にマレーシアが工業製品に国の産業構造を転換し、プランテーションをはじめとするゴム産業が衰退したことから「アジアの生産国の援助」とPRの内容を変えているのです。残念ながらそこには生物保護の意識はありません。

*日本国内で1年で飛ばされるゴム風船の数の資料はないように思われますが、朝日新聞の記事(1991年4月5日朝刊11頁)にあるように、日本ゴム風船商工会の1990年頃の試算で、空に飛ばされる風船は、ゴム風船の年間消費量約2億5千万個のうち約1%の250万個程度と推計されています。 また近年はガーデンウエディングなどの演出で増加傾向がみられます。




Q.風船にガスを入れて止めておくものなんですが,プラスチック製は分解されないから使わないほうがいいんですよね?風船自体でしばるようにとあったのですが,もっと便利な自然にやさしい物はないのでしょうか?

A.プラスチック製のバルブやクリップは、自然環境に放出する目的で無ければ、問題はありません。
また紙製のクリップもあり、こちらは自然には優しいとされていますが、水に濡れると糊料が多く溶け出てきます。 環境に優しくてもゴミはゴミですので出来るのであれば使わない方が好ましいでしょう。

10121699.jpg12030593.jpg
紙製のクリップは厚紙を貼り合わせて作られているので、濡れるとのりがしみ出て粘りが出てきます。これは、どうぶつエコクリップなどでも同様です。 なお、紙製のクリップでも水溶性のひもでなく木綿糸などを使っていれば野生動物の絡まり事故を誘発する点は同じです。 自然環境に放出することは好ましいことではありません。


米国バージニア水族館で保護されたアオウミガメ「Kermit」の体内からは、ゴム風船の他、輪ゴム、新聞紙など我々人間の人工物といえる日用雑貨が出てきています。このことは投棄ゴミの対応に「ゴム風船」を例外扱いすべきではないことをウミガメが身を挺して示しているのです。

12030592.jpg

そのほかの質問について。




Q.風船飛ばしの問題や懸念されることを教えてください。

A.以下のことが考えられると思われます。

(1)浅はかな環境意識の風船飛ばし行為は、多くの不法投棄の行為を助長させる。

  日本では、花見、バーベキュー、花火大会、ブラウン管テレビをはじめとする家電製品、
  ブラックバス、アライグマ、カミツキガメをはじめとする外来種生物など様々な不法投棄が
  蔓延しています。

  また、中にはバーベキューなどの燃料の木炭など、「天然素材が原料」だから捨てていいと勘違いして、
  捨てたような物もある始末。

  天然だからといって、ごみを安易にすてるべきでありませんし、人が行う行為である以上、
  ポイ捨てを安易に容認することは、多様な不法投棄行為に拍車をかける一因になる恐れが
  あり、好ましいことではありません。

  なお、天然ゴム風船に使われる天然ゴムは、素材の伸縮特性を生み出したり着色や保存料などで
  それなりに化学薬品が添加されています※し、風船飛ばしは以下のことからもわかるように
  環境に優しい行為とはお世辞にもいえる物でもありません。

※:日本のバラエティ番組「鉄腕DASH!」の中で製作したゴマ油を原料に添加したゴム風船も、
  生物が誤飲すればやはり危険です。

(2)バルーン業者による風船飛ばしの生物環境調査を行った動物はほんのわずかであり、多くの動物の種に危害の恐れがある。

  バルーン業者がPRする風船飛ばしの環境評価で、調査により明らかにされている動物の種は実はそれほど
  多くはありません。
 (自然界には膨大な動物の種がありますが、海に生息する動物はウミガメやセイウチ、ジュゴンだけだったでしょうか?
  もちろん陸上にだって様々な種の生物がいるはずです。
  自然環境への安全性をPRするのであれば、どうしてそのほかの生物に対する調査を行っていないのでしょう?)
  バルーン業者は生物保護団体ではありません。 残念ながら、ほとんどの生物に対し風船飛ばしによって起きる
  生物被害の影響が評価されていない
のです。

  たとえば魚類であれば、釣りなどでゴム製などでできた疑似餌(ルアー)が市販され、それで魚を釣る行為がよく
  行われています。ですが、疑似餌が多く自然環境に投棄されていることから、日本でも疑似餌の使用を禁止する湖畔
  があります。
  同様に、何ヶ月もの間水に溶けず水上に漂うゴム風船の破片は、多くの魚類の口や胃腸の大きさに適合しますが、
  破裂により不規則な形状に破片が形成されるため、誤飲した魚がそれで胃腸を詰まらせ、無駄に命を落とすことが
  懸念されます。


  またガーデンウエディングやシビルウエディングなどで、無秩序に飛ばす木綿糸付きのゴム風船は、木綿糸が
  水面や草むらなどに落下することで 容易に多くの種類の動物の足を絡ませるワナに早変わりします。
  さらに、風船の口をえさだと勘違いした鳥類(鳩やカモメ、ツバメなど)は、えさだと思い向かって飛んでいきますが、
  足や体に木綿糸が絡まって保護されたり命を落とす事例が現実に報告され、さらにはお手紙風船に付いた木綿糸が口が
  絡まったことが原因で放牧した子牛が死亡し、風船飛ばしイベントを企画した学校が損害賠償を請求されたケースも
  報告されています。

(3)バルーン業者が、生物に対する環境調査を行った動物の調査自体も、安全性をPRできるレベルの資料ではない。

  よくバルーン業者が、大量に風船(500個)を飛ばしても大体東京ドームの834倍の土地に1個破片が
  落ちるだけだといいます。 
  ですが、たとえば海にその破片1個が落ちて水面に浮かんでいたにしても、その周辺にも当然生物がたくさんいて、
  生物が誤飲をする恐れがある
わけです。
  (仮に広大な土地にゴミがばらまかれ落ちたとしても、自然環境には多くの生物が生息しているので
   それで誤飲をしないことを証明できるわけではない。) 
  ゴム風船は比重の関係で水面および海水面に浮かぶゴミとなるため、ウミガメ、カモメなどに限らず多くの
  野生生物に発見され誤飲される恐れがあります。

(4)異物誤飲が動物の命を落とす恐れのある危険な事故であることは、ペットの動物治療では常識である。   

  一般に犬、猫、フェレットなどペットが誤飲などで原因で腸閉塞や腸捻転により、内臓が腐敗し命を落とすことが
  ある
ため、できる限り動物病院などで手当を受けるのが賢明です。

  バルーン業者の資料では、「ウミガメがゴム風船を誤飲してもそのまま排泄される」とありますが、
  現実には施設に保護され4ヶ月もゴム風船が体内にとどまり衰弱したウミガメの事例も報告されています。

  人間が飼っているペットには動物病院がありますが、野生生物にはそれはないのでそれが原因で病気になっても
  自然界で放置されたままになり、死亡したり衰弱して他の生物に補食される原因になります。
  自然界に飛散させるごみについて生物被害が起きない保証が持てないのに、「環境に優しい」とは安易に
  いうべきではありません。
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欧米では天然ゴム風船(エコ風船)による風船飛ばしが、分解前の風船の誤飲ひもの絡まりにより命を落とす原因となることが分かっています。

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このブログでは野生生物に影響を及ぼす1万個を超える悪質な風船飛ばし(バルーンリリース)に反対します!

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